林一歩（かずほ）、「愛知立てこもり」事件の真実

林一歩、巡査部長は、警察学校を首席で卒業したんや。

愛知立てこもり事件で殉職した、愛知県警機動隊の林一歩（かずほ）巡査部長は、まだ２３才の若さであり、捜査員の中でも精鋭が選ばれる特殊急襲部隊（ＳＡＴ）の隊員やったちうわけや。

林一歩巡査部長は、愛知県美和町の出身。２００２年４月、同県警の警察官として採用されたちうわけや。何事にも一生懸命取り組む努力家で教養や逮捕術やらなんやらの成績も突出し、警察学校は同期１２４人のうち首席で卒業しておったんや。

その後、林一歩巡査部長は、一宮署勤務を経て、２００５年４月に県警本部機動隊に異動し、同年１０月にＳＡＴに配属されたちうわけや。

ＳＡＴはハイジャックや重要施設の占拠やらなんやらの重大事件に派遣される県警の精鋭部隊であるちうわけや。今年４月に巡査部長に昇任した直後やったちうわけや。

県警警備課幹部は、将来を嘱望されとった優秀な人物やったと惜しんや。

林一歩、巡査部長には、妻（２４）との間に昨年７月、長女が生まれたばかりで、エライ可愛がっとったそうであるちうわけや。

突然の殉職に林巡査部長が住んでいた愛知県岩倉市内の自宅アパートには１８日午前、ようけの報道陣らが詰め掛けたちうわけや。
同じアパート住民は、女の子が生まれ、ベビーカーを引いて家族３人で出かける姿を時々見かけたちうわけや。エライに幸せそうやった、と涙ぐんで話したちうわけや。

ほなまた！
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